国境なき事務員 (国境なき医師団の事務員の現場レポート)

2018年、汐留の広告代理店から国際医療NPO「国境なき医師団」へ転職。現在、アドミニストレーター(事務員)としてケニアでのHIV対策プロジェクトで働いてます。尚、このブログはあくまで高多直晴の個人的な経験や考えを掲載しています。国境なき医師団の公式見解とは異なる場合もありますのでご了解ください。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

医療チームの撤退はイコール”患者の死”だったりする訳で。

ここに一台のプロジェクターがある。エイズ・HIVプロジェクトの予算会議で使うために倉庫から取り出してきたヤツだ。ちなみにボクは事務のおじさんなのでプロジェクトの予算管理は大事な仕事のひとつ。 ちなみに写真のお部屋がわが職場、通称、ADMIN ROOM(≒…

人鶏補完計画-ついにヒヨコと母鶏をゲットーその2

天才的な設計図を作成したあとは街の材木屋に角材、金網、トタン屋根などなどを発注。「これで週末にトンカチ片手に組み立てできるのう。」と夢を膨らませた。せっかく自分で設計した「鶏小屋」なのだから、自分でトンカチしながら作るのが醍醐味ってヤツだ…

人鶏補完計画-ケニアでニワトリを飼ってみようと思うーその1

いきなりだけどケニアでニワトリを飼うおうと思う。 あ、彼はニワトリじゃなくてペンペンでしたね、、、汗 前回、このブログでも書いたとおり人類は増えすぎている(らしい)。人口が増えると何が問題かというとまずは食糧不足だろう。そこで先見の明がある…

「私たちは(マジで)繁殖している」実は衝撃的な【人口増加率2.7%】の意味

週末、宿舎の本棚に古いペーパーバックがあったのでペラペラとめくってみた。開いていたのは2006年版のロンリープラネット「東アフリカ」(「地球の歩き方」のワールド版みたいな本)そこにこんな一文が載っていた。「ケニアの人口3150万人」おやおかしいな…

おシャレでちょっと意識も高め。あの講談社「クーリエ・ジャポン」で掲載開始っス!

courrier.jp 今月からクーリエ・ジャポンというオンライン雑誌でボクのアフリカ・ケニア生活の記事を掲載してもらえるようになりました。クーリエ・ジャポンは講談社さんのお洒落で知的なクオリティーペーパーということでココの個人BLOGと違って、エロ色と…

まちの「棺桶屋」でオーダーメイド家具を注文してみた

現地で入居した借り上げ社宅(シェアハウス)の部屋にはタンスがなかった。洗濯したあとの服を雑然と積んでおくのもなんとなく忍びなく。それに数は少ないけれど日本から持ってきた本も整理しておきたい。ということで部屋に本と服がおける棚を置くことにし…

カネと魚と男と女 ケニアのラブホ事情

Are you work for FISH BUSINESS? 港の近くで漁をする小型ボート。ちなみにエンジンはついていない。 ケニアではHIV検査の際、被験者の生活様式を把握するためにアンケート用紙が配布される。その中に気になる質問項目がった。それが冒頭に書いた「あなたは…