国境なき事務員 (国境なき医師団の事務員の現場レポート)

2018年、汐留の広告代理店から国際医療NPO「国境なき医師団」へ転職。現在、アドミニストレーター(事務員)としてケニアでのHIV対策プロジェクトで働いてます。尚、このブログはあくまで高多直晴の個人的な経験や考えを掲載しています。国境なき医師団の公式見解とは異なる場合もありますのでご了解ください。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「タカタくん、来週からケニアに行ってくれるかしらん。」

勤務地の「HomaBay」で画像検索するとリゾートチックな写真がちらほら。 とうとう「勤務先の内示・mission offer」メールが国境なき医師団の人事担当からやってきた。行先はケニア。内容はHIV対策プロジェクト、ボクの仕事は予算管理と人事業務全般で期間は9…

ちょっと、しょっぱいゴハンの話

(パリでは外食も楽しいけれど、たまにはこんな食材を使って自炊するのも楽しかったりする。) 「今日の晩メシどこに行く?」一日の研修が終わるとメンバーの一人がSNS"what's up"のグループでみんなに声掛けしてくる。さてさて楽しいゴハンの時間のはじまり…

標的はセーブ・ザ・チルドレン(アフガニスタンでのテロ襲撃事件)

1月24日、パリでの新人研修3日目。アフガニスタンからショッキングなニュースが飛び込んできた。「アフガニスタンにある海外援助団体のセーブ・ザ・チルドレンの事務所がIS(イスラム国)のロケット砲攻撃を受け、スタッフ3名(最終的には4名)の死亡が確…

パリの新人研修はじまる

国境なき医師団の海外派遣要員として採用されるとまずフランスの本部で行われる新人研修に参加しなければならない。 その後想定されるタフな派遣先(南スーダン、バングラデッシュ、パプアニューギニアなどなど)と比べると「国境なき医師団」らしからぬ?お…